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古民家で味わう小豆とワインとチーズ | Azuki - Red beans webmagazine

小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

古民家で味わう小豆とワインとチーズ

古民家で味わう小豆とワインとチーズ

小豆はワインに、そしてチーズに合うのでしょうか?
日本ワイン8種類、日本チーズ15種類と、北海道十勝産の小豆を食べ合わせてみる
夢のような趣向のワイン会があり、試して参りました。

築90年の古民家で味わうワインとチーズの会
Bar湘南ファーム  古民家で楽しむ日本チーズと日本ワイン ~チーズ相性くらべ【あずき】

ワイン会の主催はBar湘南ファームさんで、今回で記念すべき20回目になります。
会場は趣のある古民家スタジオイシワタリで行われました。
古い柱や今はもう製造していないガラスを使った窓は、くつろぎと共になつかしさを呼び起こします。

チーズリスト

①ナカシマファーム (佐賀) うれしのフロマージュ
②ニセコチーズ工房 (北海道) 雪花
③三良坂フロマージュ (広島) さくら餅

④三良坂フロマージュ(広島)シェーブルフレ
⑤共働学舎新得農場(北海道)さくら
⑥ボスケソ(長野)MIMAKI


⑦ボスケソ(長野)MOCHIZUKI
⑧開田高原チーズ(長野)カマンベール
⑨木次乳業(島根)プロヴォローネ

⑩共働学舎新得農場(北海道) 酒蔵
⑪チーズ工房那須の森(栃木)那須ブラウン
⑫ナカシマファーム(佐賀)五町田ゴーダ
⑭しあわせチーズ工房(北海道) 幸
⑮ニセコチーズ工房(北海道) 空超熟

⑬の画像はありませんが、牧歌(神奈川・厚木)の新作のセミハードチーズで
ジャージー牛乳製3ヵ月熟成のチーズ。(名前はありません)でした。

ワインリスト

①ドメーヌナカジマ(長野)ペティアン ナチュールロゼ2016
②塩山洋酒(山梨)デラウェアおりがらみ2016
③ひとみワイナリー(滋賀)ソワフブラン2016
④アルプス(長野) ミュゼドゥヴァン松本平シャルドネ2014
⑤都農ワイナリー(宮崎)キャンベルアーリーロゼドライ2016
⑥さっぽろ藤野ワイナリー(北海道)
キャンベル・サンスーフル2016
⑦朝日町ワイン(山形)マイスターセレクション
遅摘みマスカットベリーA 2014
⑧北条ワイン(鳥取)
ホージョーワイン ヴィンテージ2013

日本各地から集められたチーズとワインはそれぞれ個性的で
生産者さんの熱い思いが込められた逸品ばかり。

この中でダントツで食べ合わせ人気の票を集めたのが、
①のフレッシュチーズのナカシマファーム(佐賀)の
うれしのフロマージュと甘い小豆のコンビでした。

フレッシュな酸味を楽しむ「うれしのフロマージュ」と
酸味とコンビを組むことが得意な甘い小豆。
納得の組み合わせです。
このコンビには、やはり酸味のあるワインを合わせたいところで
①のドメーヌナカジマ(長野)ペティアン ナチュールロゼ2016
又は②の塩山洋酒(山梨)デラウェアおりがらみ2016が
合いそうです。

人気票とは別に私の好みだったのは、
旨みの濃いハードチーズと甘さのない塩味の煮小豆とのコンビで
⑦の朝日町ワイン(山形)マイスターセレクション
遅摘みマスカットベリーA 2014の赤ワインでした。
各人自分好みのコンビを探し当てておられたようで、贅沢な食べ合わせ実験でした。

まとめ

日本のワインとチーズ、そして小豆はそれぞれに味わい深く、
かけ合わせるとさらに魅力が増すという結果になりました。
酸味のある柔らかチーズには甘い餡子、
旨みの濃いハードチーズには塩味の煮小豆から試して頂くのは
いかがでしょうか?

ABOUT THE AUTHOR

岡田尚子
美と食のライター・料理人
おいしい!という笑顔のために、味だけでなく、
料理の演出も含めた提案が得意。
味覚が繊細な方向け定番レシピだけでなく、組み合わせにこだわらない
アレンジレシピへのチャレンジが好き。
和菓子は美につながる食として注目している。
料理人魂からおいしい和菓子店に出会うとまねて作りたくなり、また広めたくなる性分。
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