寒くなってくると、あったかい、ぜんざいが食べたくなります。
筆者は、以前からずっと、「草餅があるのに、なんで草餅ぜんざいって、どこにもないんだろう。鉄分補給とか、女性に嬉しいパワースイーツなのにー」とずっと探していました。
見つけましたよ!
成城にある「あんや」さんの、「焼き麩ぜんざい」。
焼かれた草餅麩が、ぜんざいの上にのせられ、茶房で供されています。
よもぎと、ぜんざいがくっついている菓子を見つけられたのが嬉しくて、いただいてきました。
草餅麩は、よもぎを使った薬膳スイーツ
草餅麩は、よもぎを使っていてます。
よもぎと、小豆とあわせた食べ物は、草餅麩の他に、よもぎ餅や、草餅があります。
よもぎと小豆の組み合せは、女性に嬉しい効能がつまっています。
たとえば、よもぎには、ほうれん草より多いビタミンAが含まれていて、また鉄分もレバーより多く含まれています。
これと、小豆の、ビタミンB1や、ポリフェノールとあわさると、美肌や、冷えとり、鉄分補給に、より嬉しい食べ物になります。
成城あんやさんの工夫
よもぎの麩を焼いた、草餅麩ぜんざいは、めずらしいです。
成城あんやの開発ご担当者様 堀様に、どうして草餅麩とぜんざいがあわさったか、おききしてみました。
いろどりがよかったから、とのお話し。
たしかに、赤い器と緑の草餅の色あいが、見た目にもすごく特別感と、パワーをあたえてくれます。
そのうえ、白玉やお餅にくらべて弾力がある食べ応えになっています。
材料も、吟味された小麦グルテン、砂糖、もち粉だけが使われた麩で、餅焼き網でこんがり焼くと、小麦たんばくの風味が増し、生麩をつかった麩饅頭とはちがったあんとの相性が楽しめることを狙ったのだそうです。
そのため、冬はもちろんのこと、夏でも人気のメニューにランクインしているのだとか。
麩は、餅よりも、焼き網にくっつくのがやっかいだけれど、思いのほかお客様から好評をいただいる声にこたえようと、厨房スタッフも一生懸命に焼いてくださっているとのこと。
茶房で、焼き麩ぜんざいを注文したら、ちょっぴり待ちます。
でも、その間に、こんがりいい香りのよもぎをいいあんばいに焼いてくださっていると思うと、待つ時間もごちそうになりますね。
ちょっと元気になりたいなあ、パワーが欲しいなあとおもったら、女性に嬉しいあったか薬膳スイーツを、どうぞ。
【成城 あんや ご紹介】
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電 話 03-3483-5537
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