小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

岡田尚子
美と食のライター・料理人
おいしい!という笑顔のために、味だけでなく、
料理の演出も含めた提案が得意。
味覚が繊細な方向け定番レシピだけでなく、組み合わせにこだわらない
アレンジレシピへのチャレンジが好き。
和菓子は美につながる食として注目している。
料理人魂からおいしい和菓子店に出会うとまねて作りたくなり、また広めたくなる性分。
岡田尚子の記事一覧( 6 )
きんつば

きんつば

きんつばとは、あんこを寒天で固めて四角く切り小麦粉や米粉を溶かしてつけ、 六方を焼いた和菓子を指します。 「つば」というのは、刀の持ち手の刃と柄を分ける平たく丸い板を指します。 江戸時代に、京都の清水坂あたりで屋台で売られていた焼き餡餅が原型です。 うるち米粉を水で溶いて、平たい円柱形の餡をくぐらせ、 鉄板或るいは銅板...
おはぎの作り方

おはぎの作り方

おはぎは、地方や季節で呼び名が様々にある日本人にとって身近で、生活に根ざした小豆菓子です。 アメリカやヨーロッパで、いろんなマフィンやクッキーに、それぞれの家庭にレシピがあるように、 おはぎは、祖母や母の、また故郷の味なのです。 おはぎの基本はおもちを小豆餡で包んだものをいいます。 もち米と小豆はどちらも栄養価が高く、...
池袋のどらやき「すずめや」

池袋のどらやき「すずめや」

どら焼きの名店は東京都内にいくつもありますが、こちらの和菓子店は まだオープンして間もない和菓子店ですが、人気の店となっています。 池袋から徒歩7~8分、車が行き交う大通りの喧騒も届かない路地裏の 間口4~5間(幅2~3m位)ほどの和菓子屋さんです。 ちいさなかわいい和菓子屋さん。 しかし、凛とした佇まいに和菓子に対す...
どらやき

どらやき

打楽器の銅鑼に形が似ていることから名づけられた「どらやき」 一説では、武蔵坊弁慶(平安後期 源義経が郎党の僧兵)が傷の手当をしてくれた民家にたいして 小麦粉を水でとかし、熱した銅鑼で焼いてものに、あんこを包んでふるまった菓子が起源であるとも 言われています。 現在の二枚の小さなパンケーキ風の生地に小豆餡を包むスタイルは...
おはぎ?ぼたもち?名前の由来について

おはぎ?ぼたもち?名前の由来について

おはぎ(ぼたもち)は日本の仏事「お彼岸」に、おやつに、よく食べる小豆菓子です。 蒸かしたり、炊いたりしたもち米を荒くつぶして丸め、まわりを餡で包みます。 ぼたもちには(現代ではほとんどつかわれていませんけれども)季節によって呼び名が変わります。 春は、牡丹が花咲く季節であり、形がにているとのことから、ぼたもちとされます...
あんみつ

あんみつ

あんみつとは、寒天で固めた無色透明なサイコロゼリーと赤えんどうに小豆餡をのせて、 黒蜜をかけていただく和のパフェ、サンデーのような和菓子メニューです。 比較的新しく考案された、といっても20世紀初頭, 1930年代の銀座の甘味処が元祖と言われています。 スタンダードな食べ方は「みつ豆」で、寒天ゼリーと赤えんどう豆に 黒...
土鍋で煮る小豆

土鍋で煮る小豆

  日本には土鍋という調理なべがあります。 白い粘土である陶土から造られた素焼きの蓋つきのなべです。 熱伝導がゆっくりで、一度温かくなると、保温性が高く、 スープやシチューの調理に向いています。 日本では主に冬場にこの鍋に野菜や肉を入れてテーブルで煮込みながらたべる料理に 用いることが多いのですが、今回はこの...
保温ボトルで魔法のストック小豆

保温ボトルで魔法のストック小豆

ストック小豆の作り方 一般的に小豆をゆでる場合、鍋につきっきりになりがちですが、 保温ボトルを使えばその手間はありません! 吹きこぼれの心配もなくガス代や電気代も節約、 簡単にストック小豆が作ることができます。 お湯を沸かします。 小豆(75グラム)を洗い、保温ボトル(480ミリリットル)に入れます。 熱湯(400ミリ...
Return Top