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古民家で「小豆とスパークリングワインを楽しむ会」 | Azuki - Red beans webmagazine

小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

古民家で「小豆とスパークリングワインを楽しむ会」

古民家で「小豆とスパークリングワインを楽しむ会」

「小豆はワインと合うのか?」

もちろん、合います!
「どういうメニューと合わせるか?」 を
azuki編集部員であり、ワインエキスパートでもある岡田が
お話させていただいたのが、
azuki編集部主催の小豆の食べ合わせを楽しむ会
でした。
素敵な築89年の古民家で、
縁側から入ってくる風を感じながら、
皆で座卓を囲んで小豆とスパークリングワインを楽しみました。
古民家「イシワタリ」の詳細はこちらです。

甘くない小豆は やはり辛口ワインと合わせよう

今回のメニューで甘くない小豆のメニューとして

小豆コロッケ
小豆のサルサと鶏ハム

ロゼのスパークリング「マティナル・ロゼ・ブリュット」チリ
白ワイン「ブルーム」南アフリカ
スパークリングワイン「リッチランド・スパークリング」オーストラリア

に合わせました。いずれも辛口ワインです。
小豆は50%がでんぷんで出来ています。じゃが芋、米に似た成分なんですね。
じゃが芋のメニューである揚げ物のコロッケは
スパークリングワインと合わせることで口中の油分をさっぱりとさせてくれます。

さて、一方の小豆のサルサは、酸味とハーブの香りのあるメニューで
トマトやレモン、パクチーが、白ワイン、スパークリングとよく合います。
鶏ハムの旨みに甘くない小豆サルサをのせると、
夏の暑い時にぴったりなメニューになります。

その他、簡単に甘くない小豆をつぶしてとツナにドレッシングを和えるだけでも、
白ワインやスパークリングにあうディップになります。

甘い餡子には甘いワインを合わせよう

色でワインを合わせるという方法があります。
デミグラスソースには赤ワイン、クリーム煮にははちみつ色の白ワインと
いうように。
同じように、味で合わせる方法は、濃厚な料理にはコクのあるワイン、
ビネガーを使った料理には酸味のあるワインとなります。

甘い餡子には、やはり甘口のワインが合うのですが、
時に餡子の甘さはワインの甘さを超えてしまい、
ワインが酸っぱく感じてしまうことがあります。
そんな時におすすめなのが、酸味のあるフルーツを加える方法です。
キーウィ、オレンジ、フランボワーズなどを加えると
餡子にない酸味を補ってくれてワインと餡子をおいしく楽しめます。
今回のイベントでは、餡子にキーウィ、オレンジ、バナナをのせました。
合わせたワインは、スペインの ほの甘スパークリング
アルテラティーノ・カバ・セミセコ でした。

スパークリングワインと小豆のたべあわせを楽しむ会

まとめ

小豆をワインと合わせる方法は意外と簡単ですし、
餡子は甘口にするとスパークリングワインとも合います。

甘くない小豆を炊いてサラダや揚げ物にする。
甘い餡子にフルーツを足して甘めスパークリングと合わせる。

ぜひ、この夏は気軽にスーパーやワインショップでスパークリングワインを買って
小豆と一緒に楽しんでくださいね。

今回使用したワインはヴィノスやまざきで購入しました。

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岡田尚子
美と食のライター・料理人
おいしい!という笑顔のために、味だけでなく、
料理の演出も含めた提案が得意。
味覚が繊細な方向け定番レシピだけでなく、組み合わせにこだわらない
アレンジレシピへのチャレンジが好き。
和菓子は美につながる食として注目している。
料理人魂からおいしい和菓子店に出会うとまねて作りたくなり、また広めたくなる性分。
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