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あんこ好きもそうでない人も!「御座候」の工場見学が楽しい | Azuki - Red beans webmagazine

小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

あんこ好きもそうでない人も!「御座候」の工場見学が楽しい

あんこ好きもそうでない人も!「御座候」の工場見学が楽しい

「御座候(ござそうろう)」は、関西では回転焼(今川焼)の代名詞にもなっている有名な和菓子業者。
関東は主にデパ地下に店舗があり、私もそのあんこの旨味にうなるファンの一人です。

1950年創業の御座候の本社・工場が、世界遺産姫路城が建つ兵庫県姫路市にあります。
製あん工場を無料で見学できるということで出かけてきました。

JR姫路駅から徒歩15分ほど。“御座候”と書かれた高い建物が見えてきます。
緑が茂る広い敷地内には、2009年オープンの世界初小豆博物館「あずきミュージアム」も併設されています。

御座候入口2御座候入口3御座候外観

工場ショップで申し込みを済ませ、実演販売の回転焼を食べながら見学時間を待ちました。

回転焼1
あんこたっぷりの御座候
回転焼2
できたてを味わえる至福
皮はパリパリ、あんはトロトロ熱々!

 

工場見学

平日にもかかわらず、小さなお子さんを連れたご家族が何組もいらっしゃいました。
お子さんの自由研究の題材にもなりそうですね。

工場棟に入ると小豆を炊くいい匂い!私はこの香りも大好物です。
赤あん(御座候の粒あん)は北海道十勝産エリモショウズ、白あんは北海道十勝産手亡豆を使用しているそうです。

1階と2階が見学フロアになっていて、係の方の説明を聞きながら約30分かけて回ります。
見学は1階から2階へという順路ですが、製造工程は2階から1階という流れです。

 

2階 製あん室

平和の豆 幸せの味 あずき
これぞ小豆の真骨頂
製あん釜
釜を洗浄中
60kgの小豆を炊く大釜がいくつも並ぶ
台車1
できあがったあんは台車に抽出
人の手で運ばれる
台車2
”あんホッパー”に流し込む
1階まで流れていく

 

1階 クリーンルーム

あん缶1
洗浄・乾燥されたあん缶に、2階のあんホッパーから流れてきたあんを充填
あん缶2
巨大プールに浸けて冷ます
できあがり時約100℃のあんがここで75℃に、その後冷蔵室で25℃まで下げる

 

ステンレス製の床がピッカピカで、清潔感あふれるきれいな工場でした。
ここで作られたあんが翌日には各店舗へ届けられるなんて感動です。
あんこ好きとしては、これだけの消費があり また需要があることが何よりも嬉しいです。
関西だけでなく全国チェーンとして展開されることを心待ちにしています。

御座候つぶあん
工場ショップでおみやげに購入
通信販売もあり

 

あずきミュージアムは有料だが、ショップとレストランは入場可

スケジュールの関係でミュージアム見学はできませんでしたが、レストランで小豆パフェをいただきました。
淡い色合いが美しく、もみじの緑がアクセントとなり品の良いビジュアルです。
ソフトクリームは小豆がほんのり香るさっぱりとした甘さで、中のあんと一緒に口に運んでも全くしつこくありません。

小豆パフェ1
小豆ソフトはここでしか味わえない逸品
小豆パフェ2
器の底にはバニラアイスクリーム
その上にコーンフレーク、あんこ、寒天
てっぺんには小豆ソフトクリーム
紅白の白玉、もみじの葉も添えられて
御座候ポストカード
多種の小豆が載ったポストカードを購入
色もさまざまで驚き!

工場見学の申し込み

見学は10:30~と11:00~の一日2回受け付けています。
見学当日、10分前までに現地で申し込みをしてください。
10名以上30名までの団体でのお申し込みについては問い合わせ願います。(以上 2017年10月現在)

定休日など見学に関する詳細はこちら。
http://www.gozasoro.co.jp/factory/kengaku.html

 

【御座候(ござそうろう)】
住       所:〒670-8654 兵庫県姫路市阿保甲611-1
電話番号:079-282-2311
U    R    L:http://www.gozasoro.co.jp/

執  筆  者:加藤三和子

ABOUT THE AUTHOR

加藤三和子
あんこからシュガーフリーの煮小豆まで、小豆をこよなく愛するライター。
物心ついた頃から、母がぼた餅を作ってはよくご近所にふるまっていたのが、私のあんこファンである原点。
なかなか出かけられないけれど国内散策が好きで、各地の文化に関係が深い和菓子を味わうことは楽しみのひとつです。
心和む小豆の奥深い魅力をお届けできたら、と思っています。
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