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小豆の生産地十勝の「森田農場」さんでちょっとだけお手伝いしてきました | Azuki - Red beans webmagazine

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小豆の生産地十勝の「森田農場」さんでちょっとだけお手伝いしてきました

小豆の生産地十勝の「森田農場」さんでちょっとだけお手伝いしてきました

美と食のライター岡田尚子です。
このazukiサイトでお世話になっている森田農場さんにちょっとだけ
お邪魔して、お手伝いしてきました。
滞在時間約4時間でしたが、小豆の畑と小豆を育む空気に触れられて
とってもハッピーな旅でした。

札幌から車で約2時間半、今回はazukiのメンバー以外にも総勢15人でお邪魔しました。

ワクワク!函館から一路、東へ。十勝清水で高速道路をおります。
いざ森田農場さんへ。



きれいなルピナスが咲いています。
カンカン照りの日でもなく、ちょうどいい、まさに雑草引き日和でした。

昨年じゃがいもを植えていた畑は今年、小豆畑になっています。
小豆は毎年同じ畑で作ると栄養分の不足から連作障害をおこすので、
4年輪作をされています。
関連記事「なぜ十勝が小豆の産地なの?

そうした輪作畑にうっかり残ったじゃがいもが芽が出して大きくなっていきます。
これが野良芋(のらいも)です。
放っておくと大きくなってしまうので、抜かなければなりません。
本日のミッションは、「野良芋から小豆を守れ!」です(^^)
みんなで袋を持って畑に向かいます。
各々一本の畝を担当して、抜いていきます。
これがじゃがいもの芽です。
小豆とは葉の形が違いますね。葉が尖っています。
小豆はこんなハート型です。

小豆のような顔をして畝に並ぶ野良芋もいて、思わず笑ってしまいます。
間違いさがしの様です。

今年は6月に入っても寒い日が続き、なかなか3番目の葉が出てこないとのことでした。
この健気な、かわいい芽にがんばれ!と声をかけたくなります。
野良芋を抜いた後の畑です。
どうか大きく育ちますように。
この森田農場さんの畑は、標高が高く小豆ができる畑として、ぎりぎりの気温なんだそうです。
ここよりもう少し低い気温の畑だと、小豆が育たないとのこと。
故にタンニンの渋みも少なく、茹でこぼしの必要のない小豆が生産されるとのことでした。
ワインで言う最高品質のぶどうが採れる特級畑ですね。

お昼は近くにあるカフェのお弁当を頼んでくださってました。
1.お赤飯・・・もち米(東川産)小豆(清水御影 森田農場)ハスカップの塩漬け入り
2.若牛の煮込みハンバーグ・・・若牛(御影コスモファーム)
3.さばの南蛮漬け・・・鯖(釧路産)
4.だし巻タマゴ・・・卵(清水町 十勝エッグフォレスト有精卵)
5.ホワイトアスパラガスのピクルス
6.ポテトのコンフィ・・・メークイン
7.サラダ・・・グリーン(清水町御影産)チキン(道内産)
8.新ぶきの煮物・・・(清水町御影産)
ふるカフェ カマクラヤ

缶詰ではない、ホワイトアスパラガスを食べたのは初めてでした。
シャキシャキして、アスパラの香りほのかに、上品な味わいでした。
もちろんお赤飯は森田農場さんの小豆ですから、ほくほくおいしい。

森田農場の理恵さんと記念写真を撮っていただきました。

今、森田農場では小豆を麹と発酵させて作る甘麹を試作されています。
砂糖を使わない麹の甘みのあんこは、不思議な甘さです。
製品化するのがたのしみです。

北海道十勝の小豆の畑で、ふかふかの黒い土を踏み、気持ちいい風に吹かれてきました。
これから小豆を食べるとき、あの畑を脳裏に浮かべることができます。
入り口に咲いていたルピナスの花言葉は「いつも幸せ」
森田農場さんから出荷される小豆はまさに、いつも幸せをつくりだしています。
貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

森田農場さんの小豆はこちらから買えます

■商品名 【北海道産小豆】晴れ晴れ小豆 600g
■単価  810円
■商品説明詳細
十勝の青空のもとで育った品種「きたろまん」です。皮の柔らかさが魅力。田舎じるこや小豆ご飯など、お気軽にお使いください。粒はやや小さめです。

【北海道産小豆】晴れ晴れ小豆 600g

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岡田尚子
美と食のライター・料理人
おいしい!という笑顔のために、味だけでなく、
料理の演出も含めた提案が得意。
味覚が繊細な方向け定番レシピだけでなく、組み合わせにこだわらない
アレンジレシピへのチャレンジが好き。
和菓子は美につながる食として注目している。
料理人魂からおいしい和菓子店に出会うとまねて作りたくなり、また広めたくなる性分。
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