美と食のライター岡田尚子です。
azuki主催「身体を冷やさない生活で妊活楽な子育て」が、開催されました。寒い冬の時期は特に、女性は冷えが気になります。
妊活、妊娠中の方はもちろん、体を温める方法を知っておくと様々なトラブルを予防できます。
こちらのイベントでは、助産師の小柴 和子さんに女性が妊娠、出産、子育てが楽に出来るように身体を温め、
食と身体をつくるお話を伺うことができました。
一物全体(いちぶつぜんたい)
海外のPlant base whole foods(植物性のものを精製したり、皮など向かず丸ごと食べる食習慣の提唱)にも通じる考え方で、
日本においても食べ物をあく抜きなどもせず、命を丸ごといただくことを指します。
魚なら、皿にのるサイズのイワシ、アジ、キス等、ごぼうも泥は落としても皮はむかずに調理します。
身土不二(しんどふじ)
地のものを食べよう。昔の人は四里四方のものを食べていました。
米を食べることを推奨されています。米は3分つきにすると玄米とほぼ変わらない栄養がとれます。
冷えには、粒の小さなものがよいとされています。
ヒエ、キヌア、アマランサスを御飯に混ぜて炊いたり、茹でてサラダに入れたり、コロッケやスープにするといいですよ。
暑い日には、麦系(ハト麦、押し麦、丸麦等)を玄米と共に炊きます。特にハト麦は美肌を保つ効果があるとされています。
夏に取れるもの、南の島のものは体を冷やすので、避けましょう。バナナ、パイナップルなどです。
頭寒足熱
下半身を温め、熱いときは上半身の服をぬぐこと。
下半身とはみぞおちよりも下を言います。
冷えが気になるときは足湯を毎日すると効果があります。
塩を1カップいれるだけで、あたたまります。
こんにゃくを茹でて、バスタオルに巻いて腎臓をあたためるのも効きます。
目を使いすぎることで、未熟児や逆子の原因になるといわれています。妊娠中のかたはスマホをおいて、
目を温め休みましょう。妊娠中は気をつけてリラックスしてしてくださいね。
キミツナカノ助産院
コシバさんはすべての女性たちが笑顔で妊娠、出産、育児をされることを願っておられます。
その豊富な知識から的確にアドバイスして、そして気持ちに寄り添ってお産を助けてくれる助産院を運営されています。
ぜひまず、コシバさんの楽しい講習会等イベントに参加してみてください。
azukiプロジェクト 日本の伝統食の一つ新しい可能性を秘めた小豆菓子
和菓子のルーツである江戸時代の職人たちののエナジー補給食としての小豆菓子を、現代の女性たちにも
活用してもらいたいとの思いから試作を重ねています。
砂糖は体を冷やすので、砂糖ではない甘味であるメープルシロップやデーツを使用したいと考えています。
小豆の抗酸化作用や食物繊維、ビタミン、アミノ酸等を効率よく、おいしく摂れるようにようにするにはどうしたらよいか?
今回みなさんに、小豆バー白と黒をご試食いただきました。多くのアンケートへの回答ありがとうございました。
ご意見を受けまして、さらに改良を重ねてまいります。
ありがとうございました。