Warning: getimagesize(/home/mikangumi/azuki.tokyo/public_html/wp-content/uploads/2017/01/IMG_4202-e1483429555623.jpg?v=1603757980): failed to open stream: No such file or directory in /home/mikangumi/azuki.tokyo/public_html/wp-content/themes/dp-magjam/functions.php on line 1062
あなたの若さを永遠に!?小豆でアンチエイジング | Azuki - Red beans webmagazine

小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

あなたの若さを永遠に!?小豆でアンチエイジング

あなたの若さを永遠に!?小豆でアンチエイジング

小豆は小さな赤い豆ですが、若さを保つすごいパワーが秘められています。
若さを保つには、紫外線に当たらない、腸をきれいに保つ、保湿する、良質な睡眠を必要量取る等が
あげられますが、なかなかたっぷりの睡眠などとれないのが現代人です。
紫外線に当たったり、喫煙したり、過度な飲酒をすると増えてくるのが 老化を早める活性酸素です。

そこで小豆の出番です。

老化を早める活性酸素をやっつけるポリフェノールが、赤ワインの実に1.5倍から2倍近くも
多く含まれているんです。

活性酸素とは、元々体にとって有益な存在で、白血球や免疫細胞マクロファージなどの
「免疫機能」の
一部であって、体に侵入した細菌をやっつけてくれる物質です。
しかし、その殺菌力の高さから、増えすぎると体内の細胞も破壊し、
体の機能を衰えさせてしまいます。
体内の細胞膜に含まれる不飽和脂肪酸という成分を酸化させて、過酸化脂質と呼ばれる有害な物質を
作り出し、私たちの細胞や組織を破壊してしまうのです。

活性酸素が増える原因としては、

紫外線
喫煙
過度の飲酒
激しい運動(活性酸素は呼吸で生成されるので、呼吸が早くなると増えます。)
強いストレス
食生活の乱れ(食品添加物を摂取した際に分解する際に生成されます)
大気汚染(汚染物質を体内に取り込んでしまったときに分解する際に生成されます)

があります。
こうして過度に生成されてしまう活性酸素を防ぐためには、規則正しい生活や
良質な睡眠をとったとしても、
すべてをふせぐことは不可能です。
抗酸化物質を摂取することも重要になってきます。
小豆には非常に多くの抗酸化物質のポリフェノールが含まれているんです。

そもそもポリフェノールとは、植物が光合成を行う際に作られる物質で、
虫の攻撃、光合成や紫外線によって発生する活性酸素を無毒化する働きがあります。

植物が自らを守る為の生体防御物質であり、動物より植物の方が長生きである理由とされています。
このポリフェノールですが小豆に多く含まれておりまして、
北海道産の小豆において、赤ワインが100g中 300mgであるのに対して、

小豆は100g中   300~600mg も含まれています。
小豆に含まれるポリフェノールはカテキンの仲間「カテキングルコシド」の成分が多いのですが、

カテキンといえば、日本茶(グリーンティー)です。
日本茶には100g中、115mgのポリフェノールが含まれています。

珈琲にも、ポリフェノールは100g中200mgと
多く含まれているので、小豆菓子と一緒に召し上がっても
同様の効果が得られます。

アンチエイジングの効果を実感するためには、毎日1500mgのポリフェノールの摂取が必要と
言われていますが、ポリフェノールは摂取しても2~3時間しか効果がないので、
一日に数回小分けにして摂ったほうが効果があります。
おやつに 大福 あんこ70g(210mgのポリフェノール)
日本茶 二杯200cc (115mg×2=230mgのポリフェノール)

で440mgのポリフェノールが摂取できます。

その他のあんこのお菓子、

おはぎ あんこ30gとして(90mgのポリフェノール)
大判焼き 50g(150mgのポリフェノール)

小豆100gで300mgと覚えておけば、摂取量の目安になりますね。
通常の食生活で1000mg程度は摂取出来ているそうなので、
食後に小豆、珈琲、日本茶を足すことを
意識して、若さを保っていきましょう!

参考文献 「あずき博士が教える「あずき」のチカラはこんなにすごい!」
                   著者 農学博士(あずき博士)  加藤淳

 

ABOUT THE AUTHOR

岡田尚子
美と食のライター・料理人
おいしい!という笑顔のために、味だけでなく、
料理の演出も含めた提案が得意。
味覚が繊細な方向け定番レシピだけでなく、組み合わせにこだわらない
アレンジレシピへのチャレンジが好き。
和菓子は美につながる食として注目している。
料理人魂からおいしい和菓子店に出会うとまねて作りたくなり、また広めたくなる性分。
Return Top